若い時に結婚した私は、子供2人を連れて離婚を経験しました。結婚というものに怖さを感じていた私を変えてくれたのが今の彼です。再婚で連れ子だというのもあって、結婚式は身内と数人の友達で計画することになりました。結婚式はすべて手作りといった感じのものにしました。暖かい式にしようとふたりで決めました。音楽は2人とも好きで、入場と花束贈呈と退場の音楽は何にしようかものすごく悩みました。入場と花束贈呈の音楽は話し合ってからすぐに決まったのですが、退場がなかなか決まりませんでした。エンドロールには、彼と子供のふれあいのビデオを流そうというのは決定していました。Blueという歌の歌詞には、みんなが幸せになること、みんなの笑顔が見えることが今の自分の一番の幸せだと歌っています。今までは自分のことだけだったけれど、自分だけが幸せじゃ嫌なんだって彼が言っていたのを思い出しました。退場の曲はBlueしかない、そう思いました。おかげでとても暖かい式になりました。
出典:hmv.co.jp
彼女と二人で結婚式場に打ち合わせに行きましたが、その時式場のコーディネーターの方からエンドロールの話を聴き興味が出てきました。直ぐに彼女と相談しその場でコーディネーターの方と話を詰めました。当日は結婚式も順調に終わり、披露宴が開始されました。お祝いの言葉を頂き、数々の余興も行われました。披露宴の終わりに司会者からエンドロールの紹介が有りましたが、殆ど参列者はその中身を理解してない様子でした。実際に始まりますと迫力があり、参列者全員の姿が映し出されますと場内がシーンとなりました。私達が考えたお礼のメッセージもぴったりで安心しました。最後の両親に対するお礼のシーンまで来ますと私達のお礼のメッセージを見て私の両親が涙ぐみ始めました。新婦の方も新婦自身がまず涙目になり、彼女の両親も目にハンカチを当てていました。披露宴の終わりにこれだけの感動的な場面が出来上がるとは夢にも思っていませんでしたので自分でもびっくりしました。
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結婚式のBGM選びは、結婚情報雑誌や、友達の結婚式で印象に残った曲を参考にしながら、主に私が選びました。最後のエンドロールのBGMは、「ただ、ありがとう/MONKEY MAJIK」にしたのですが、この曲だけは、新郎が自分で指定したい、と言ってきました。私たちが出会って、そして式を挙げられるのは、これまで私たちそれぞれの家族が一生懸命育ててくれたから、そして、友人や職場の方たちが、温かく見守ってくれて、支えてくれたおかげだからだと思う。それで、エンドロールでは、ストレートな感謝の気持ちを歌に込めたい、ということでした。私はこの曲を知らなかったので、一緒に聞いてみるととても良い曲で、彼の言っていることはまったくその通りだと思いました。実際に式で使ったところ、私の親も、彼の親もみんな泣いてしまいました。お見送りの時に、友人たちがこぞって、良い曲だね、と言ってくれたので、伝わって本当によかったと思いました。
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私たち夫婦は1年前に結婚しましたが、結婚式のエンドロールで秦基博のひまわりの約束を流しました。私たちは2人とも秦基博のファンで、結婚式ではひまわりの約束をどこかで必ず流したいというのが2人の希望でした。この曲が気に入っている一番の理由は、その歌詞にあります。相手のことを大切に思っていて、相手のそばにいることが自分の幸せだという歌詞に心を打たれました。私たちの気持ちを代弁しているかのようなこの曲をどうしても使用したいと思い、それを実現させることができました。実際に流れた曲を聞いて、私たちはもちろんのこと出席者の方々も感動してくれたようでとても嬉しかったです。何人かの友人から、最後にあの曲が流れて涙が出てしまったという感想を聞きました。自分たちの結婚式で使用したからかさらに大好きな曲になって、今もこの曲を聞くと自然と涙があふれてしまいます。カラオケに行くと夫はよくこの曲を歌ってくれて、ますます思い出の曲になっています。
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