メッセージリレームービーでサプライズ

このたび結婚式を挙げることになった新郎新婦のために、二次会でムービサプライズをしようという話になりました。
しかし、結婚式ではメンバーが集まるものの、普段は国内各地に離れているため、撮影が進められません。
そこで、メッセージリレー形式で、伝えたい内容を全員で少しずつ伝えていくことにしました。
そのまま編集したのでは面白くないと重い、スケッチブックにお祝いの言葉を書いて、それを画面の切り替え時につなげて渡すようにしました。
ちょうど、上下左右にいる次の人にスケッチブックをそのまま手渡すようなスタイルです。
遠方のゲストも参加できるということで参加者もどんどん増えていき、ムービサプライズに使うためのスケッチブックやメッセージの案、音楽など色々なことを主にメールなどで話し合いました。
メッセージリレーの手順を取りまとめるのも大変でしたが、ばらばらの映像を一つにまとめ、スケッチブックの位置はそろえなければなりませんので、編集がかなり大変でした。
上手く位置がぴったり重なっている場合にはそのまま映像をつなげることができましたが、位置が大幅にずれているときには、画面のサイズを縮小して、一時的に二分割画面にするなどの編集も行いました。
映像が揃ってから何とか編集も終了し、結婚式の時にはサプライズの話はおくびにも出さずに二次会へ行って準備をしました。
ムービサプライズは二次会が始まってから突然発表しましたので、新郎新婦も驚いていました。
メッセージリレーが始まると、最初の内は静まり返っていましたが、スケッチブックが移動して、それぞれのメンバーが個性豊かな祝福をしているところで驚かれたり感激されたり、時には笑いも湧き上がって暖かい雰囲気になりました。
結果的にこのサプライズは大成功で、新郎新婦も感激して喜んでくれましたし、参加したゲストはもちろん、不参加だったゲストからも良かったと褒められました。
なかなかメンバーが一堂に会することはありませんが、大勢からの祝福の気持ちは新郎新婦にも伝わったようで、ビデオを持ち帰ってずっと大切にするといっていました。
作成した私たちも、久しぶりにメンバーと密に連絡を取り合うことが出来、一緒に一つの作品を作り上げることが出来たので満足しています。
ビデオで見ると、距離が離れているとは考えられないほど息のあった仕上がりになり、参加者たちの絆も深まったように感じられ、満足感でいっぱいです。