結婚式オープニングムービー曲選び方

結婚式オープニングムービーの曲の選び方:シーンを彩るBGMガイド

オープニングムービーに流す**曲(BGM)**は、映像の雰囲気を左右する重要な要素です。しかし、「どんな曲を選べばいいの?」「みんなは何を流しているの?」と悩む新郎新婦も多いでしょう。明るく盛り上げたいのか、感動的に演出したいのかによってもベストな選曲は変わってきます。この記事では、結婚式オープニングムービーにピッタリの曲の選び方や人気のBGM例、選曲時の注意点などを解説します。

オープニングムービーにおけるBGMの役割

披露宴開宴前に流れるオープニングムービーは、ゲストにとって結婚式当日最初に目と耳にする演出です。そのバックで流れるBGMには、以下のような大切な役割があります。

雰囲気作り

音楽は一瞬で場の空気を作り出します。アップテンポな曲なら「楽しいパーティが始まるぞ!」というワクワク感を、しっとりした曲なら「ロマンチックで感動的な式になりそう」という期待感をゲストに抱かせます。つまり選んだ曲次第で、披露宴全体の第一印象が決まると言っても過言ではありません。

映像演出を引き立てる

映像と音楽がマッチすると相乗効果で感動や笑いが倍増します。例えばコメディタッチの映像にコミカルなBGMが流れればゲストは思わずクスッとしますし、映画風のカッコいい映像に壮大なテーマ曲が合わされば鳥肌が立つほど盛り上がるでしょう。(映像のテイストに合わせた選曲ポイントは後ほど説明します)また、映像と音楽がシンクロしていれば、ゲストの印象にも残りやすくなります。

記憶に残る

音楽の持つ力で、そのシーンの印象は記憶に刻まれやすくなるため、後日その曲を耳にしたときに「あの結婚式のオープニングを思い出すね」となることも。お二人にとって思い入れのある曲を選べば、聞くたびに結婚式の楽しい記憶がよみがえるテーマソングになるでしょう。

曲選びのポイント

では具体的に、どのように曲を選んでいけば良いのでしょうか。以下のポイントを参考にしてください。

結婚式のテーマや雰囲気に合わせる

まずは披露宴全体の雰囲気やテーマを考慮しましょう。カジュアルで賑やかなパーティならポップスや明るい曲、格式高いホテル婚ならクラシカルな曲やジャズなどが似合うかもしれません。和婚であれば和楽器を使った曲なども検討すると良いでしょう。オープニングムービーだけ浮いてしまわないよう、式全体の統一感を意識した選曲が大切です。

映像の内容と歌詞の関連

オープニングムービーの内容(お二人の紹介やメッセージ)と曲の歌詞やタイトルがマッチしていると、より心に響く演出になります。例えば出会いを紹介するシーンで「出会い」をテーマにした曲、感謝を伝える映像で「ありがとう」という歌詞が入った曲などは、ゲストの共感を得やすいでしょう。ただし、歌詞にネガティブな要素(別れや悲しみ)が含まれる曲は避けるのが無難です。洋楽を使う場合も、歌詞の意味を一度確認しておくと安心です。

ゲスト層も意識する

選曲は基本的にお二人の好みでOKですが、ゲストの年代や好みに配慮するのもホスピタリティです。年配の方が多ければ誰もが知る昭和の名曲やクラシック曲を、小さいお子様がいるならアニメ映画の曲を混ぜるなど、皆が「おっ」と思える要素を入れると場が和みます。ただし、あまりにもマニアックすぎる曲は「???」となってしまう可能性もあるので注意です。

曲の長さと映像尺の調整

オープニングムービーは前述の通り2~3分程度に収めるのが一般的です。しかし市販の楽曲はフルコーラスで4~5分以上あるものも。基本的には映像に合わせて曲も一番良いサビ部分を中心に適宜編集(カット・フェードアウト等)します。自作の場合は編集ソフトで調整しましょう。業者に依頼する場合も、使いたい曲のどの部分を流したいかリクエストできます。なお、曲のフェードアウト終わりのタイミングで新郎新婦入場!とすると綺麗に繋がるので、入場曲との兼ね合いも考えて長さを調整しましょう。

著作権に注意

結婚式では市販曲を使用するケースが多いですが、厳密には式場で音源利用の申請(JASRAC等への手続き)が必要になる場合があります。多くの式場では包括契約がありゲストに流すだけなら問題ないことが多いですが、念のためプランナーに確認を。業者に映像を依頼する場合も、「音源CDを購入して提出してください」等指示がある場合があります。また、式後に映像をYouTube等にアップすると著作権侵害になりますので注意しましょう。

オープニングムービーに人気のBGM例

選曲のヒントとして、結婚式オープニングムービーで人気の定番曲や雰囲気別おすすめ曲をいくつかご紹介します。

明るくアップテンポで盛り上がる曲

「Marry You」 – Bruno Mars

結婚式といえばこの曲!思わず手拍子したくなるハッピーなナンバーで、入場前の高揚感を演出。

「愛を叫べ」 – 嵐

ウェディングソングとしてリリースされたポップチューン。サビの「愛を叫べ!」で会場も一体感が生まれます。

「ハッピー」 – Pharrell Williams

聴くだけで楽しくなる世界的ヒット曲。カラフルでポップな映像によく合います。

おしゃれ&映画風に格好良く

「Mission: Impossible Theme」

映画『ミッション:インポッシブル』より
映画予告編風ムービーにぴったり。テンポに合わせて写真を切り替えればスリリングな演出に。

「Skywalking」 – John Williams(スターウォーズ風の壮大な曲)

壮大なオーケストラ曲で、入場前からゲストの期待感MAXに。

「Love Story」 – テイラー・スウィフト

ロマンティックな歌詞とメロディが映画のエンディングのような感動を与えます。

感動的・しっとり系

「糸」 – 中島みゆき / Bank Band

結婚式定番のバラード。歌詞に二人の運命を重ね合わせてしみじみと聞かせることができます。

「Beauty and the Beast」 – 映画『美女と野獣』より

ディズニー映画の名曲で、世代を問わず知名度抜群。優雅で感動的な雰囲気を演出。

「CAN YOU CELEBRATE?」 – 安室奈美恵

90年代の大ヒット結婚ソング。壮大でドラマチックなサウンドは今聴いても色褪せません。

上記はほんの一例です。お二人の思い出の曲や好きなアーティストの曲があれば、ぜひ候補に入れてみてください。「この曲を使いたいけどイメージ湧かない…」という場合は、その曲をインストゥルメンタル(歌詞無し)バージョンにして使う手もあります。歌詞がない分、映像の言葉やナレーションを引き立てやすくなるメリットがあります。

AMOなら選曲の相談も可能

「曲だけは自分たちで決めるものの、自信がない…」という方は、AMOに相談してみるのも一つの方法です。AMOのスタッフは数多くの結婚式ムービーを制作してきているため、演出に合ったBGM選びのアドバイスもしてくれるでしょう。たとえば「明るい映像にしたいならこの曲が人気ですよ」「感動系なら過去にこんな曲を使った例があります」といった具体的な提案が得られるかもしれません。

また、AMOに映像制作を依頼する場合、曲のタイミング合わせやフェードアウト処理など細かな音楽演出もプロにお任せできます。「サビで入場したい」など希望があれば事前に伝えておけば、ぴったりそのタイミングで映像を編集してもらえるので安心です。

選んだ曲が決まったら、あとはそれを使って最高のオープニングムービーを作るだけ。曲の力を借りて、ゲストの心に残る演出を実現しましょう。

まとめ

結婚式オープニングムービーの曲選びは、悩むもののとても楽しい作業でもあります。お二人の結婚式のテーマソングとも言える存在ですから、ぜひ納得の一曲を見つけてください。

選曲に迷ったら、この記事のポイントを思い出しつつ、いろいろな曲を二人で試聴してみてくださいね。他の準備で忙しい中でも、音楽を聴く時間はきっと癒しにもなるはずです。

他の関連記事もぜひ参考にしてください。「結婚式オープニングムービーを面白く演出するアイデア」ではBGMとマッチしたユニークな演出例を紹介していますし、「結婚式オープニングムービーの写真枚数と構成」では曲の長さと写真のバランスについて触れています。

また、総合的な演出アイデアはメイン記事『結婚式オープニングムービーで印象に残る演出を叶える方法』でチェックできます。

素敵な曲とともに、最高のオープニングムービーで結婚式の幕開けを飾りましょう!

ブログに戻る